Jリーグ:セレッソ大阪とガンバ大阪の違い 特徴とダービーマッチ

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セレッソ大阪とガンバ大阪はJリーグの中でも比較的規模の大きいクラブであり、Jリーグの中でも名選手を多数輩出しているクラブです。しかしながら、両者ともにあまり違いが判らないと言う方も多くいますので、両クラブの違いをまとめてみました。

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セレッソ大阪とは?

セレッソ大阪は日本の大阪府堺市を拠点とするプロサッカークラブです。セレッソ大阪は1957年のヤンマーサッカー部が前身となっており、ヤンマーの影響を強く受けていることが特徴としてあります。セレッソ大阪はJ2に降格した経験もあるのですが、ルヴァンカップや天皇杯でも優勝経験があるため、強豪チームと評価されています。セレッソ大阪は1995年にJリーグへ加盟が決定しており、歴史も長いクラブです。

セレッソとは、スペイン語で桜を意味します。Jのサポーターはセレッソ大阪のことを桜と呼ぶことが多く、ピンク色のチームカラーは他チームのサポーターにもかなり強く認識されていることがよくわかるはずです。ちなみに大阪では桜が「市花」で、大阪市全体の象徴でもあります。

名選手が多い

恐らくセレッソ大阪はJリーグの中でも最も成功した選手が多いクラブと言えるでしょう。清武弘嗣はスペインのセビージャ、香川真司はドイツのドルトムント、そしてマンチェスターユナイテッドへ、乾貴士はスペインのエイバル、南野拓実はプレミアリーグのリバプールと、次から次へと欧州主要リーグで通用する選手を生み出しているのです。これほど成功した選手を多数輩出しているチームはほかにありません。

ホームスタジアム

セレッソ大阪のホームスタジアムは長居球技場で2021年からは淀川製鋼所の命名権行使により「ヨドコウ桜スタジアム」の呼称を用いています。収容人数は24000人程度なので、やや少な目になります。

ガンバ大阪とは?

これに対してガンバ大阪は大阪府吹田市をホームタウンとするプロサッカークラブです。ガンバ大阪はセレッソ大阪よりもタイトル数もとても多く、リーグ優勝、ヤマザキナビスコカップ優勝、天皇杯優勝、そしてアジアチャンピオンズリーグの優勝も経験している強豪です。2000年~2010年代まではまちがいなくJ1リーグの上位クラスのチームでしたが、2020年代は低迷して苦しんでいる印象が強くなっています。

ホームスタジアム

ホームスタジアムはパナソニックスタジアムであり、4万人近くの収容人数を誇ります。以前は万博競技場で、サッカー専門スタジアムではなかったため不人気でしたが、スタジアムがサッカー専用になったため、とても試合は見やすくなっています。

パナソニック

ガンバ大阪の場合はパナソニックの影響を強く受けています。運営会社は株式会社ガンバ大阪で以前はほとんどがパナソニックが全株式を保有していた状況でしたが、その後は関西電力や西日本鉄道も株主となりました。

2020年代は低迷

2020年代に入り、上位の常連と言われていたガンバ大阪は明らかに苦しんでいます。フロントの迷走や、補強の失敗、外国籍選手も中軸になれるような選手もいないため、全体的に成績は低迷し、下位に沈んでいる状態が続いています。

セレッソ大阪とガンバ大阪の違い

セレッソ大阪とガンバ大阪の違いは以下のような点にあるでしょう。

クラブの人気

クラブの人気はガンバ大阪の方が上になります。スタジアムのアクセスのしやすさはセレッソのほうが上なのですが、ガンバ大阪の場合は吹田市だけでなく、茨木市、高槻市、池田市、摂津市、箕面市もホームタウンになっているため、ガンバ大阪のほうが地方をうまく取り込んでいます。セレッソ大阪は政令指定都市を巻き込んでいるのですが、観客平均動員数はややすくなめです。

クラブ成績

ガンバ大阪は最多得点チームでありながら降格をした2012年を除いて常にJ1で安定しており、獲得したタイトル数もとても多いです。それに対してセレッソ大阪は上位に食い込んだ翌年にまさかの降格をしたりしており、なかなか成績が安定しません。全体的に不安定な戦いが多いのがセレッソ大阪となっています。

ホームスタジアムのアクセス

サポーターとしてはとても気になるのがホームスタジアムへのアクセスでしょう。ガンバ大阪はパナソニックスタジアム吹田へ大阪モノレール万博公園駅から結構歩きますので不便です。それに対してセレッソ大阪の場合は駅から300m程度しかないため、かなり良好です。サポーター目線でいえば、セレッソ大阪のほうがとても観戦がしやすいです。

チームの収益

チームの収益を見ると、ガンバ大阪は2018年で51億円の売り上げがあるのに対して、セレッソ大阪の場合は38億円程度となります。チームの資本金はガンバ大阪は1000万円に対して、セレッソ大阪の場合は4億円以上あります。

クラブの歴史

セレッソ大阪の場合は1957年に創設されたヤンマーサッカークラブが元になります。ガンバ大阪は1980年代に創設された松下電器産業サッカー部が前身となるため、セレッソ大阪のほうが歴史の長いクラブと言えるでしょう。

大阪ダービー

大阪ダービーはセレッソ大阪とガンバ大阪の対戦する試合を指します。セレッソ大阪のJ加入が1995年となりますので、ここから大阪ダービーが誕生しました。2011年にはお互いグループリーグを突破して、アジアの舞台で大阪ダービーがありました。2015年には天皇杯において大阪ダービーがありましたので、かなりの高い頻度でこの対戦があることが分かります。通常の試合よりもサポーターの煽りあいがすごいことで有名です。

仲が悪い

実は実際にスタジアムで試合を見たことがありますが、セレッソ大阪とガンバ大阪のサポーターはかなり仲が悪いです。大阪人ということもありますが、特にゴール裏のサポーターは暴れる傾向にあります。個人的にはガンバ大阪のサポーターのほうが柄がとても悪い印象を受けています。悪質なる行動をとる人はサポーターが多い傾向です。

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