ガンバ大阪と言えば、Jリーグの優勝経験を持っており、アジアチャンピオンズリーグでも優勝を経験しており、クラブワールドカップにも出ているような有名なチームです。しかし2020年代はどうも、下位に落ち込んでしまっており、あわや降格と言う事態が多く起こってしまっています。これは一体なぜなのでしょうか?
ガンバ大阪とは?
ガンバ大阪は日本の大阪府、吹田市に本拠地を置いているプロサッカークラブになります。このクラブはJリーグ開幕当時からの参加チームであり、オリジナル10のひとつです。チームは松下電器産業サッカー部が前身となっていることからパナソニックとのつながりがとても強く、1995年まではクラブ名は「パナソニックガンバ大阪」だったのです。
ホームスタジアム
ホームスタジアムはパナソニックスタジアム吹田で、収容人数は3万人を超えています。このサッカースタジアムはサッカー専用スタジアムでもあるため、サポーターからは好評です。それまでは万博記念競技場を使っておりましたが、サッカー専用スタジアムではありませんでした。
クラブマスコット
クラブマスコットは「ガンバボーイ」でガンバって勝利を勝ち取る元気なサッカーボーイで、雷の形の闘志あふれるエネルギーを持っている絵柄になっています。ちなみにプロクラブの中では珍しく、人間がモチーフになっています。
タイトル獲得数が多い
ガンバ大阪は日本のクラブの中でも強豪と言われることが多い理由としてタイトルをたくさん持っているのです。Jリーグ優勝、J2リーグ優勝、ヤマザキナビスコカップ優勝、天皇杯優勝、さらにはアジアチャンピオンズリーグの優勝も経験しているため、Jリーグの中では強豪と言われていました。

ガンバ大阪はなぜ弱くなったのか?その理由
以上のようにガンバ大阪は数々のタイトルを獲得していますが、どうも2020年代に入ってから成績が下位に沈み込んでしまう傾向が目立ち始めています。2020年は2位に滑り込みましたが、それ以降は下位が指定席となってしまっているのです。なぜガンバ大阪は弱くなっているのでしょうか?
人気がない
これはセレッソ大阪にも言えることですが、関西地域と言うのはあまりサッカーは人気がありません。関西には人気野球チームである阪神タイガースがあり、サッカーチームはなかなか注目を浴びることがありません。阪神タイガースは昔から関西地域の人気チームで古くからのファンが多く、なかなかサッカーが注目されません。人気がないゆえに弱くなったという見方もできます。
フロントの迷走
ガンバ大阪のフロントは無能で有名です。資金力がある方のチームではあるものの、監督がコロコロ変わり、やりたいサッカーもすぐに変わってしまいます。守備的サッカーをしていると思えば、攻撃にシフトして失敗するというのを何度も見ています。サッカーの戦略がはっきりしないまま、場当たり的名運営をしているため現場がかき回されています。
選手獲得にも苦心
ガンバ大阪の無能なフロントの方針もあり、現場のサッカースタイルが次から次へと変わってしまうため、選手獲得も苦しむ傾向にあります。サッカースタイルがすぐに変わってしまうことで順応できない選手も多くなり、試合にもなじめず移籍していくケースはとても多いです。現場がフロントによって混乱させられてしまっています。また近年は外国人選手もあまり良い選手がいません。軸となる外国籍選手がいないのもつらいところです。
守備面の不安定さ
ガンバ大阪の問題点としては守備陣がとても不安定なところにもあります。この点は2020年代に入ってからは特に顕著。カウンター攻撃に対する対応力や、セットプレーの守備がとてももろく、このパターンでよく失点をしています。元々ガンバ大阪と言うのは攻撃のチームでしたが、失点のし過ぎも大きなリスクになります。チーム全体のディフェンス力の向上が必要です。おまけに得点力も落ちているため、下位に沈むのは当然と言えるでしょう。
得点数が少ない
2020年代に入ってからは以前のガンバ大阪の得点数がとても減っています。守備陣の不安定さが最大の要因かもしれませんが、ガンバ大阪の得点数は降格チームの得点数とさほど変わりません。チームの軸となる絶対的なFWがいないのです。外国籍選手のFWもここ数年は外れが続いているのが実情でかなり苦しい状況に陥っています。全盛期はパトリックというボールキープができて、特典もできるという選手がいましたが、後釜がいないのです。
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