近年のラリーガはレアルマドリードとアトレティコマドリード、そしてバルセロナの3強と言う構図となっていますが、それ以外のチームは草刈り場と言うわけではありません。レアル・ソシエダは近年とても安定した成績を収めるようになってきており、UEFAチャンピオンズリーグの出場権も得られる順位にまで躍進するようになりました。
レアル・ソシエダ
レアル・ソシエダはスペインのバスク州、セバスティアンに本拠地を置くプロサッカークラブです。チームはレアルマドリードとバルセロナに比べると圧倒的に実績や人気度では劣りますが、スペイン国内で育成に定評があり、多数の名選手を輩出していることでもかなり有名です。たとえば、アントワーヌ・グリーズマンやアシエル・イジャラメンディはこのソシエダの出身の選手です。
育成部門
レアル・ソシエダの最大の強みは上記でも説明したように育成部門です。2012年から2015年までに行った育成部門の利益は世界で3位です。
クラブカラー
クラブカラーは青と白。チームの愛称は「レアル」「ラ・レアル」と呼ばれています。
ホームスタジアム
ホームスタジアムはエスタディオ・アノエタでサッカー専用スタジアムとなります。収容人数は35000人で中規模のスタジアムとなります。

レアル・ソシエダの歴史
レアル・ソシエダの歴史はとても長いです。
1900
このサッカークラブが誕生したのは1903年。イギリスから帰国した学生や労働者によってサン・セバスティアンにサッカー文化が根付くようになり、1903年にサン・セバスティアン・レクレーション・クラブが作られました。1909年にはコパ・デル・レイへの出場、決勝でクルブ・エスパニョール・デ・マドリードを3-1で下して優勝しました。1910年チーム名はレアル・ソシエダ・デ・フットボールと言う名前になります。
1970
リーガではしばらく2部と1部を行ったり来たりしていたのですが、1970年代から1980年にかけて黄金期が訪れました。1979-80シーズンは32試合連続無敗のリーグ新記録を樹立して2位、1980-81シーズンはリーガ優勝、翌シーズンも優勝しています。1986-87シーズンには2度目のコパ・デル・レイ優勝もしました。
2000
その後は低迷するも、2000年代初頭には再度スポットライトを浴びるようになりました。UEFAチャンピオンズリーグの出場もしており、2003-04シーズンのUEFAチャンピオンズリーグではグループリーグを突破するなどヨーロッパで注目を浴びました。しかし2006-07シーズン終了後には1967年以来40年ぶりの降格。2009-10シーズンでようやく1部復帰を果たしました。
名前の由来は?
レアル・ソシエダの名前の由来はスペイン語で王立・王朝を意味します。1909年スペイン国王がこのクラブに対して、レアルの称号を与えたのです。それをきっかけにこのクラブはクラブ名に「レアル」が加わり、クラブのエンブレムにもブルボン家を象徴する王冠が加えられました。なおソシエダとは、会社、協会、などとの意味になります。
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